引越応援〜飛騨〜①’

仕事が終わり、ホテルについて、夕食を食べ始めたのが6時。
こ、こんな時間に晩飯が食べれるなんて…会社始まって以来初だ。
もちろんそんな早く食事終わって何するわけでもなく、出かけましたさ、えぇ。
逆に外に出ない方がおかしいだろってなもんで。
新入社員+若手連中は何故かパチンコへ……何で飛騨まで来てそんな物を…。
上の方の人達は銭湯に行くとかなんとか……いや、口にしないだけで絶対に飲みに行くんだろうさ。
そして我々は、倉庫部の下の奴S(25)と、なぜか大垣支店の運転手K(30)と、通運支店の運転手T(27)と僕(28)の4人で飲みに行きました。
奇妙な組み合わせだけれど、同会社内で異種飲み会が出来るのがこういう応援業務のメリットだと思います。っていうか……ある意味引越おまけでそれを目的に応援に来たようなもんだし。
何か新鮮ですねぇ、今日初めましてでお話しするの。
色々話が盛り上がり、地ビールなぞ飲みながら長い間居座ってしまいました。
他の支店の人達と話が出来たのは良いケド、、、失礼ながら皆現場だったのが残念でした。現場だとね…仕事的に見てここで交流しても先々で活かせる事ってない。話の内容的にも、、、あぁやっぱ現場の人達だなって思うような所もあって。まぁ楽しかったので良いんですが。
その後、っまぁこれもお決まりのパターンなのですが、2次会をどこに行こうという話になりまして、見ると当りはスナック系ばかり。名前を見ても何がどういう基準で選んでいいのかもわからず、突撃するも入口の時点で男の騒ぎ声しか聞こえなかったり、おばはんがちらっとみえたりでどうしようもなく、挙句タクシーの運転手に案内された所は「イラッシャイマセー」だなんてカタコトだし…。
途方に暮れている所、「何か良い飲み屋知らない〜」っと通りすがりのOLにKが話しかけた所、


「あ、じゃぁ一緒に飲む?これから2次会なんだ」


はぁ???
いやいやいや意味がわかないそのノリ。お宅らが何の集まりでそのスナックっぽい所に入っていくのかも良くわからないってのに勢いだけで着いていく皆がすげぇと思った…。
なんかもうわけわからず店に入り、恐る恐る席に着かせてもらって挙動不審な僕。いやいやいや……良いの??
「病院の歓送迎会の2次会♪」
いやいやいやいやいやいやいや………マズイだろーーーそれ。俺達おかしいだろそこにいんの。
「良い」の言葉にノれる君達凄いよ…。
どうやら話では2次会の場所も確保したんだけど、思ったよりも人が来なくて席が埋まらなくて幹事さん困ってたみたい。
いやでもそれでも席埋めるだけで我々が参加するのも……ってかこれってひょっとして俗に言う看護婦コンパ!?
イマイチ乗り切れないまま僕がそこにおりまして、さらにさらに気づけば先生(♂と♀)もやってまいりまして、特に不機嫌な事になる事もなく受け入れて下さいまして。♀と話すよりむしろ先生と医者の苦悩についてお話ししておりました。
♀の先生がホントもうドラマで見るような女医(研修医)さんでして。黒っぽいホームウェアっぽい恰好でさらに光浦靖子の様なメガネをして話し方や話してる時の表情までそっくりで…。歓送迎会にその格好ありか!?しかも飲まずにつまみを一人でガツ食いしてて……他のきれいな看護師さんよりもこっちの方がむしろ気になる…。
っとまぁ元々人見知りのある僕は特に場を盛り上げるでもなく、何もなく終焉するのでした。
携帯番号とかアドレスとか交換してた奴信じられんなぁ…飛騨まで来るんだろうか。っていうかその後メールや電話しても返事がないって嘆いてたけど、そりゃ当然だろ…。
何が信じられないってあんた結婚してるだろ(-_-;)