TCB

会社に入ってはや5年。その間、先輩や同期が海外や国内で研修に行き、さらに気づけば特例で後輩までもが海外研修に行かせてもらい、僕はまだ一回も会社のお金で研修というものに行かせてもらった事がない。
っで、やっと今にして東海倉庫協会の開催する先進物流の研修会に行かせてもらいました。
参加者は……名簿を見ると若そうな人もいたけれど結構お偉いさん方が多い……部長やら常務やら代表取締役やら…っまぁそゆ規模の会社なんやろうけれど。僕からしてみればこゆ研修は若い人が見て得て次世代に生かすものだと思うのですが…。
午前中に行った場所は飛島コンテナバース(TCB)。まだ開港1年ほどの新しい港です。
日本で一番活況なこの名古屋の最先端の港は予想以上の衝撃でした。
ETCのようなレーンをトレーラーが通るだけで機械がコンテナ番号と社番を自動で読み取りそのトレーラーがどのコンテナを積みに(置きに)来たのかが瞬時にわかり案内されます。
そこから所定の位置で遠くの事務所から遠隔操作で門型のクレーンで取り付け(外し)をし、後は機械が自動で片付けるというシステム。
知らない方は「ふ〜ん」だと思うのですが、今までは一つのでかいクレーンに一人づつ乗車し作業をしていたのですが遠隔操作する事で10台のクレーンに対し3〜5人が事務所で切り替えをして操作するだけで済むようになりました。片付けも自動なので手動はトレーラーとのやり取りする場所だけ。置き方はコンテナの棒積みなのですが、機械がうまい事出し入れしやすいよう積み上がるように調整をし、10台とも忙暇の差が出ないように片づけていく機能が付いていて全部が平等に稼働できるそうです。これでもう現場的な調整に人間が頭を痛める必要もなくなる夢のようなシステムです、いやほんと。うちの倉庫もこういう風だったらどれだけ楽だろうか…。もうマンパワーの時代じゃないですよ…えぇ。
造成工事も直接発注する事により随分安く出来上がったそうな。まさに作る時もそうだし、維持費としてもお金のかからない港でした。こんな最先端で仕事してみたいなぁ…。
お昼は刈谷の食べ放題……研修会で焼き肉食べ放題っておい…。同席したおじさん達と何しゃべっていいのか分からず肉や寿司食べまくっちゃったじゃないか…。名刺交換したけれど、偶然にも倉庫屋じゃない人達だったのでほんとダメだった。難しいねぇ…こゆの。