セイシェル旅行記⑥〜お土産〜

本日は自由行動。っというかお土産を買うために空けた日。

さて,,,土産を買いに行きたいけれど,,,SR(セイシェルルピー)がないので両替をまずせねば。
僕は無難に銀行で両替しようと提案したのですが、なぜか変なトコでケチと言うか冒険心の強い嫁は「砂浜にいる人達に替えてもらえば良いじゃん!」っと(ー_ー)
ちなみに我々はセイシェルにきてから、ビーチや道で両替をしないかとしょっちゅう声かけられたけれど、怖いし、SRに余裕があったので全てノーサンキューで断ってきていたんです。
っで、今日何と,,,その怪しげな外国人に自分から話し掛けていく嫁を見て尊敬(?)をしてしまった…。
ちなみに,,,


    銀行:1$=5SR
   街の店:1$=6SR
怪しい業者:1$=8SR


ですよ、、、超怪しくないですか!?レートが1.5倍以上違うってどゆ事よ??
偽札かも知れないとか色々思いつつも思い切って両替しました。色々考えたけれど、単純にこの国のSRはマイナーな通貨なため、ドルを欲しがっているだけなのかな?ルピーをドルに替える時、色々と規制があるらしいし、何より、セイシェルの免税店ではユーロしか使えないという意味のわからない仕組みだし。普通自国の通貨って使えますよねぇ??
っとまぁそんなこんなで懐が暖かくなった所で買物です。


初日にセイシェルの大まかな物価やお土産を見て、ツアーア出回った3日間でどういう物が他にあるのかを見て、今日改めてお土産を買おうという計画です。

っでね……問題発生ですよ、えぇ、大問題。

配れるお菓子が無い

ずっと色々と見てきたけれど、お土産の定番であるその国のお菓子が全然売ってないんです!
これはさぁ大変。お菓子は全て外来性で、中国語で書かれているような物やアメリカっぽい物ばかり。
お土産と言えば、職場とかに、マカデミアンナッツやエアーズロックの書かれたお菓子とか、マーライオンがかかれたお菓子とか、まさにその国に行って来ました的な物をどんと買って後は皆で分けてねって物なのに,,,それが出来ないという事がわかりました。
でも……妥協に妥協して、一応セイシェルで買ってきたマレーシア産のクッキーを嫁と買いました(ー_ー;)。これ配っても、「あぁ○○君はセイシェルに行ってきたんだねぇ」っとは誰にもわかってもらえないのが悔しい…。
名物が無い国ではないのですが、他にあるお土産と言ったら、お馴染み椰子の実で作られた器や置物系。後は、昔セイシェルがイギリスの植民地だった名残で作らされていたと思われる紅茶が有名で、見た目はリ○トンのような外装で『Seytea』という紅茶です。これは友人や家族用だな…。
新婚旅行ってお土産買うのが一苦労だって1日歩き回ってよくわかった今日この頃なのでした。
他に兄貴用にチリソースケチャップのような物やセイシェル米(細長い)を買って、自分らの土産としてDVDも買ったりしましたが、後で日本で見たらノイズが…国際基準ではないのか…。


さて、お土産も一応買った事だし,,,,,,今日はセイシェルで最後の夜。
何か忘れている事が………あ!セイシェルに夕陽を見に行こうツアーだった…今日が最後の夕陽です。初日に島に隠れた夕陽を見ただけで、後は雨だったり、時間が遅かったりでなかなか見れなかった夕陽を、今日改めて見に行きました。
ツアーなどでガイドさんにどこでみる夕陽が奇麗かと聞いたら、やっぱり自分達の泊まっているホテルのビーチの夕陽が奇麗だとの事で、初日見た場所より北上して夕焼けを眺めました。

ぶっちゃけ、実際日本で見る夕焼けと同じなんだろうけれど、セイシェルで見る夕陽はこの国の美しさを表すかのように輝き、旅行の終わりを告げるかのように沈んでいく様は物悲しかった…。「♪いつかセイシェルの夕陽を見に行こうby岡本真夜」、叶えましたよ、確かに。
バカな理由でセイシェルに来たなぁと思ったけれど、全然後悔は無く、むしろここにして良かったなって思う。きっとこれが我々らしいと思うし、勢いで行動できてしまった事が我々がお互いを選んだ理由だと思っているから。
この日、初めて見たセイシェルの星空は夕陽に負けないくらいとても輝いていた。自然が自然のまま奇麗な事は素晴らしい事であります…。