セイシェル旅行記③〜プララン&ラディーグ島〜

本日はオプショナルツアーです。朝の6時過ぎ集合と言う朝の早いツアー。
ホテルにきたのは『クレオールホリデイズ』という旅行業者。おそらくここが我々が日本で頼んだ旅行社の依託先業者です。

本日のツアーは『プララン島&ラディーグ島』です。
バスで他のホテルから客を拾い、その後ボート乗り場へ……っとここでトラブル発生。
何やら我々を呼んでいる様子。っというか英語でまくし立ててよくわからないけれど、どうやらここでは無いという事だけはわかり、急遽バスに乗せられ、凄いスピードでどんどん車を抜かしていくなと思って着いた先は飛行場。
なにかわけがわからずプロペラ機に乗せられ、プララン島に到着。
いかにも南国の島らしい小さな飛行場に到着し、目的地の植物園に着いて言われるままに待つ事数十分……。今朝船乗り場で見たメンバーらがバスで到着し始める…何で我々だけ飛行機で!?意味わかんねぇよ(ー_ー)。結局飛行機で来たからといって何か得したと言う訳でもなく、我々二人だけが飛行機で移動だなんて全然意味がわからん…結局皆待ってたんなら俺達も舟で来たかったさ。一体どういう手配をしたんだJNTさん(実社名公表)…。


さて、目的地の植物園なんですが、ここは世界的にも珍しい、セイシェルの名物となっているココデメール(双子椰子)の原生林が広がっていました。ちなみにこの植物園と言うかこの山が「5月の谷(ヴァレ・ドウ・メ)」という所で世界遺産にも登録されている所だったりします。

山を歩くと巨大な双子椰子の木ばかり広がり、あれが落ちてきたら即死じゃねぇのかよ…と思いつつヒヤヒヤしながら歩きました。っというか…言語により二班に分けられたが,,,ドイツ語と英語とは…解説聞いてもどちらが英語とでドイツ語なのかさえ理解できない我々は必死に単語を追ってガイドを聞いてたりしました。
ちなみにココデメールには雄株と雌株があり、雌株に出来るココデメールの実は女性のお尻の形にそっくりで、調度ある所に毛のような物が生えているので目の前で見るととてもリアルにエロティックな椰子の実です。雄株はダランと垂れ下がったおしべに花が咲き、その形が男性器に似ていることをヨーロッパの誰かさんが見て「これはアダムとイヴだ!」っと言った事がこのセイシェルエデンの園と呼ばれる言われになったそうな。

ちなみにこのココデメール、20kgくらいあってとても重い。お土産屋に普通に売っているけれど、お値段約3万/個する上に、持ち出しには政府の許可もいるそうな貴重な物だったりします。


プララン島を離れ、お次は船でラディーグ島へ。
プララン島も結構開発が全然されていない良い意味で奇麗な自然が残る島だったけれど、ラディーグ島はさらに上をいっていた。着いてすぐに椰子の実のウェルカムドリンクを飲みながらオープンバスに揺られ、ココナッツ農園というか加工場と言うか作業場を回った。ココナッツ油の作り方とか蒸している所とか。

それらを一通り回った後、置くまで進み、視界が開けたなっと思ってどこに着いたのかと思えば……着いた先はそう,,,楽園でした。
あのですね,,,どう説明して良いのかわからないんですが、よく写真とかTVで見る奇麗過ぎる南国の景色がまさに目の前にあったんですよ、えぇ。しかもその広い空間にはツアー客の我々30名程度の貸切。
そして「○時まで自由行動ね」って言われて「え!?」って感じで…。
何がびっくりかって言ったらこのツアー…前情報では色々回るとは書いてあったものの、水着がいるとか、泳げる自由時間があるとかいう事に一切触れていなかったのでもちろん我々は水着なんかもってない(T_T)
初心者なんだからさぁ…こういうリゾートでは当たり前な事でも事前に触れて欲しかったな…とても損した気分です。
こんな今まで見た事も無い海の景色が目の前にあるのに泳がないわけにはいかず、迷わず下着で入水しました……………嫁も(^_^;)
浜の砂はゴミ(草木や藻のゴミも含め)一つ無い真っ白で草も奇麗に生い茂り、青い波が押し寄せ、岩も発布スチロールで出来ているんじゃないかというくらい気持悪く全て本物でした。
昨日泳いだマヘ島の海が平凡でがっくりきていたので、今日のこの澄んだ海には感動でした。あぁ…来て良かったなと。一応下着でしかもコンタクトなので思い切って海に入れず、本当に残念…フリーな日にまた来たいけれどどうすれば良いのだろうかと本気で悩んで島を後にした我々なのでした。
ちなみにここには着替える場所はどこにも無く、皆元々水着着用でツアーに参加しており、すぐに脱いで泳いで、自由時間が終わる前に体を乾かしてそのまま上にシャツやワンピースを着て帰るといったいかにもこういうとこらしいスタイルでした。皆慣れてるなぁ…。


帰路も行きと同じく皆と別れ、何故か我々だけやっぱり飛行機……。早く帰れるから良いケドさ…何か特別扱いされてるみたいで嫌だったな…。
さて、セイシェルに来て二日経った今日ふと思ったけれど、我々の適当な英語力でよくこんな国まで来てツアーできてるなと感心してしまったりする…。僕的には海外旅行経験が3回ほどある相方に連れてってもらう感じで来たつもりが蓋をあけると「ぷりいず ていく あ ぴくちゃあ」だなんていう超日本語読みのスピーキングには焦った(ー_ー;)
でもね、意外に僕よりはヒアリングは良いらしけど、いかんせん知っている単語は僕の方が多い。スピーキング力も少なくとも嫁よりは僕の方が上なんだけれど、何故か相手に物事を伝える能力が嫁にはあるみたいで意外に何となく通じているのが不思議。観光客に何人か聞かれたので僕がカッコ良く(ん?)「I am Japanese」って言ったらドイツ人(German)と間違われたのが結構ショックだった…意外にうちの嫁のように「ジャパン!」とはっきり言った方が言いのかも知れないと思った今日この頃。

本日はホテルに帰り、速攻で下着に入った砂を落として服や体を洗ったのでした。
いやぁ…ラディーグ島か…また行きたいな…。