白いB品

仕事のお話。
今年は検品の量がただならぬ程スゴイ。
ウン十万枚単位なのでお客さんもあちらこちらの加工屋をあたってウン万枚づつふっている状態。
どんなB品で検品をしているかというと…

白色Tシャツに汚れがあるんです。

そう言えばと思い返してみると、毎年のように白Tシャツ検品をしているような気が…。
さすがに今年は量が量で、多品番、つまりあちらこちらの工場生産のTシャツで起こっているのでさすがにおかしいと思い、今年は専門のトコにTシャツを送り検証を頼んだそうな(そんな会社があったのか…)。
っで、出た結果は…。
汚れの成分は汚れではなく、熱により起こった物とされる、みたいな。つまりは高熱の温風か何かに当てられ焦げたようになり茶色い染みが起こったものらしい。
っでね、肝心なのはそれがなんなんだって事なんですよ。工場で乾かす際に当てている温風が原因??いや、向こうの工場でもちゃんと検品して出荷してるし、検品しなくても商品がそうなってたら一目瞭然でわかるはず。こちらでも出荷する際に熱をあているような作業なんかあるはずも無い。
それより何より一つの工場ではなくあちらこちらの工場で作っている商品全てに該当するという事。

っで、一つの推測が出たんですよ、えぇ。まだ推測の段階なのですが。

コンテナの中で変色したのでは?

夏場のコンテナの中の温度はサウナと同じ状態。中に入って壁を触ると火傷するレベルでそんな鉄の箱が長い船旅をして、うちの倉庫にやってくる頃までに太陽熱で、白色Tシャツの漂白の薬か何かが反応して汚れが発生しているのでは、っと思わず納得しまった…。

でもね、もしこれが原因だと大問題なんです。
夏場の出荷が一番多い時に、全商品中一番出荷量の多い白色Tシャツが入庫できなくなるだなんて大矛盾が…。どうなるんだろ。