子供の教育

せちがらい世の中だねって思う。

新聞の投稿記事より,,,


某ヒーロー物を見ていたら流血シーンが出てきた。
それを見た息子が気分が悪くなり吐いてしまい、しばらく食欲が無かった
このようなシーンは子供に刺激が強いのでやめるべきだ。


みたいな。
流血シーンがどの程度のものだったかかは知らないけれど、アクション物で血まみれになるシーンがあって何がいけないの?子供への刺激がどうのとか、気分を害したとか、それは大人向けの映画でも刺激が強くて気分悪くする人がいるように、ごく一部の人がそうなっているだけであってなぜそこにレベルを合わせろと?
僕から言わせて貰えば、最近の子供向け番組は逆に刺激なさ過ぎるんじゃないの?何か適当な攻撃をして死ぬとか痛いとかそういう言葉をこれっぽっちも感じさせず、それでその番組を満足できているのか?って。塩コショウがかけてない肉料理のようで。僕が小さい頃見てたヒーロー物って結構普通に腕とか足が吹っ飛んだりしてた気がしないでもないケド…衝撃的でしたが。
この例の親子みたいな事があったらそれは親が子供へ、ちゃんと説明して諭してその意味を子供に消化させるべき事なんじゃないの?教育ってそういうものじゃないんですか?昔の親は皆そうしてただろうし、むしろ子供がそうなったとしてもほったらかしにされてたんじゃないのかな?刺激の強いシーンがあったならそれはそれで子供にとって何か考えるものが出来たって事では。
最近の親は自分の教育力がないのを素材のせいばかりにして不甲斐ないです。
北斗の拳』とかもうTVで見ることは絶対無いんだろうなぁ…俺達はあのアホらしいまでに惨殺な漫画を普通に見ていたし、それが原因で少年犯罪が起こったかって言えばそういう事も無く。結果的にはそういう物のせいにしている親や学校等の環境が一番の責任者だったりすると思うケド。
「最近の親は…」ってエラそうに書いたけど、僕も親になるときっとこんな強気な事言わなくなるんだろうな…。