カホンを叩いて思ふこと

昨日買ったカホンに引き続いてのお話。
通販業者も色々あるけれど、なんかとても良い仕事だなって素で思う。
ネット販売のみで、受注があったら作る。忙しい時には数日待ち。おそらく1人、多くて2人でやってると思われる。でなきゃ元とれない気がするから。一体どゆとこでどゆ風に仕事してるのか凄く気になる。
この仕事を始めたのはいつからなのか、前は何をやっていたのか、など。ある日突然こゆカホンという未知の楽器を知り、自分で作ってインターネットで売ろうなった思いつきは凄いと思う。
ただの木の箱とは言えど、塗装やらスナッピーやら滑り止めやら結構色々と手は掛かっているし、単純そうで技術がいりますよ。以前雑誌で「自分で楽器を作ってみよう」みたいな特集でカホンが取り上げられていたけれど、単純な物ほど極めるのは難しいと思っています。それは陸上の世界と同じで。
注文がきたら、その都度木を組み、要望がある場合は仕様を変えたりして応対して、っで、一箱あたり2万円〜とか。どれだけ売れているかは知らないけれど、こゆ趣味の世界で毎日楽器作って生計を立てるって大変だケド凄くやり甲斐のある職人の世界だなって叩きながら考えてしまいました。
ちなみに僕が2箱(この単位で良いのかな…)もカホンを買った「カホン工房ARCO」
詳しい人曰く、カホンの一般ブランド(があるらしい)の5万〜6万(これで標準だそうな)の物よりここで売っている2万のものの方がよっぽど良い音が出ると評判なんだそうな。
ん〜ギターもカホンも工業製品ではなく職人の仕事で使う道具だねぇ…。