パリダカ2005

今年のパリダカパリダカールラリー)は残念でした。
三菱ラリーアートチームの増岡選手、前半トラブル続きで100位以下だったものの途中追い上げて6位。でも最終的には深刻なトラブルによりリタイヤ。毎回優勝を含む上位入賞者である彼であってもリタイヤという過酷なレース。ちょっとしたミスやマシントラブルが左右するという事が良くわかりますよ。
でも三菱的には1,2位がパジェロだったから特に問題は無いやろうケド(-_-;
今後の三菱はこういったレースで培った技術を生かしたモデルを出す、みたいな話をよく聞く。何をどう具体的に生かされるのかが難しい所だけれど、レースだけ強い三菱では会社としては意味が無い。利益が無ければ会社ではない。
コルトを始めとしてグランディス、ランサーなどもスポーティーな『ラリーアートエディション』を設定するなどしてちらほら動きが見られてるけれど、実際需要はあるんかな?日産で言う『ライダー』っていうあの変な設定みたいなもん。
多分ね、一部のファンが期待してやまないのは、パジェロラリーアートディション。要はレースでしか存在しないモデルの現パジェロエヴォリュ-ション。あの「これパジェロじゃねぇだろ!」みたいなおかしなデザインのマシンですよ。市販化したらどんなモデルになるんだろうかって。前パジェロエヴォが400万した事を考えると売れないだろうなぁ…。
こういうスポーツモデルとかって販売のカンフル剤にするために出すのか、それとも売上で余裕が出来てくるから出すものなのか。微妙なトコやけど、普通にヒットする車を真面目に売って土台を作らないと数年後の未来はホント無いんじゃないかと思ったり…。コルトも海外でカーオブザイヤーを受賞するくらいホントは良い車なんだけどねぇ…いかんせん国内ではイメージが…。