キーボードの思ひ出

最近新しいシンセサイザーが欲しいと思うこの頃。
大して弾けもしないの状態なにこういう道具だけはこだわろうとか言う衝動にかられるのが僕の悪い所。ちなみに僕が今使っているのはキーボードであってシンセサイザーではあらず。
今の使ってるキーボードはかなり古いモデル。買ったのは7年くらい前だから、実際のモデル自体はもっと古い物と思われる。
この前楽器屋で15万くらいのシンセ触ったらその触り心地と音の良さに驚いた。う〜む、、、中途半端な値段の古いキーボードとは全然違うなぁ…。

高校の時から憧れはあったけれど、僕が大学でキーボードを買う一番のきっかけは槇原敬之氏だった。
その日限定でオールナイト日本に復活した時のラジオ。
関西弁でちゃきちゃき話す彼がいた。
そして番組も終わろうかというCM明け、、、、、、彼の歌から抜粋した詞の朗読(本人ではない)を交えたインストゥルメンタルの後、流れてくるピアノの音。
不思議だった。今までは何とも思っていなかったその曲が違う曲に聞こえた。詞の世界が胸に飛び込んできた。曲を聴いて普通に涙が出てきたのはそれが初めて。この時、彼の偉大さを再認識すると共に、たったピアノ一つと声だけこれだけ心に伝わる力があるんだと感動した18の頃。
ちょっとあの頃を思い出した最近なのでした。
僕が心情にとめている事は「初心忘るるべからず」。
いつまでも最初に思いとめた事は守っていきたいです。