デジタル楽器

バンドで集まってはいるけれど、なかなか思うように前へ進んでいないので、ちゃんと場を設ければみんなもっとやる気が出るかな?って思って来週にスタジオの予約をしました。っていうかもう人数的にもボリューム的にも家や河原では不可能なので…。お値段はカラオケとほぼ同じくらいですね。「バンド名」書く欄で友人の手が止まったのが妙に受けた(^_^;もちろん無記入。

機材はドラム意外は持込。これ、意外と抵抗ありマス。
だって…実は僕、キーボード持ち歩くのってすんごく恥ずかしいんですよね。
もちろん専用カバーなんて無いし、キーボードって所詮キーボードであって、プロの使うシンセサイザーとは全然仕組みが違う楽器なんですよね。同じものだと思ってる人多いみたいだけど。だからそんな安っぽいような(物は一応それなりですが)パネルやスイッチ付いてるのが嫌で嫌で…お子様向けのキーボードと境ないし変わんないじゃんっって感じで。だから恥ずかしい。かと言ってシンセサイザーはキーボードの倍以上の値段するんですよね…音はもちろん良いんだけどやっぱ高い機材。物にはこだわりたいけどそんな物使えるレベルではないし…。
それとキーボードやってて嫌な事もう1つ。
自分だけ生の音じゃない事です。以前この日記で「電気がいる」って嘆いたけど、つまりは僕だけデジタルで作られた音出してるんですよね。。。。みんな弦だったり膜だったり、原始的に空気を振動させる生音なのに。
これって意外と寂しいんですよ、ホントに。音にクセがなく、細かいチューニングいらない正直な道具という点が逆に愛用の楽器として素直に使えない部分であったり…。言い方替えると鍵盤ではなくこれってボタンを押して音を出しいるんじゃないかって思ってしまうくらい…。音の出し方もアナログな人間ぽい音が出せない。
僕がたまに打楽器に浮気してるのは実はそんな虚しさからだったりするんですね…。打楽器って落ち着きます、特に民族系。心が素になるし、意味もなく夢中になる…。
僕がホントに生音出そうと思ったら貯金はたいてグランドピアノしか方法ないかな…(^_^;)。