現場卒業

ついにこの日がやってきました。今日でこの作業服、ヘルメット、軍手、安全靴ともお別れです(引越しの応援の時は使うケド)。
挨拶の時泣いてたおばちゃんがいた…娘を嫁にやるような気持だと…そんな事言わないでくれよぉ〜寂しいじゃないか〜。
頂いてしまった餞別…もったいなくて使えない…マジで。金額がどうのよりも気持が嬉しかった。家計の助けにパートしてるはずなのに、その中から貴重な分を出してくれてると思うとマジで使えない。1月に約10万とかなのに1万や2万ってやっぱり…3日分とかのパート代だと考えるとホント申し訳なくて…。それに加えて花束やら手紙やらも…俺ってばマダムキラー??
何か実は今朝まで全然異動の実感がなくってのほほ〜んといつも通りだったけど、仕事しながらみんなに声かけられると何かとても寂しくなってきてしまって…。
以前もここで書いたお客さんの大阪営業所。「異動するので今までありがとうございました」みたいな内容を何かのついでにFAXしたら寄せ書き風に返ってきた上に電話もかかってきてこの営業所に嫌われている主任に嫉妬されました。このやり取りにみんな大ウケだったけど。
仕事に追われて過ぎていく毎日が約9ヶ月…思えば短いようで長かったこの期間。
明日もここで仕事をしてそうな気がしてならないくらい駆けて来たし、今日だっていつも通り普通に仕事してました。
忙しいけれど、その反面、職員、作業員、多くのパートの人などなど色んな人とワイワイ仕事が出来て楽しかった。
仕事だって最近ではちょこちょこっと意見をしてて色々と出していこうかなって思ってた時期です、、、。
俺…何だかんだ言いながらこの馬鹿話で盛り上がれる温かい現場の空気好きだったんだな〜って実感しました。
明日から全く畑の違う仕事をする事になります。この先何10年も仕事をするにあたって僕にとってこの短い1年間はとても貴重な経験になると思います。今は現場の空気が染み付いてしまっているけれども、この先スーツでPC叩いて7時頃帰っている姿が当たり前になってしまっても、この現場がうちの会社の先端であり原点だと言う事を忘れないでいたいと思います。