物の価値

今日の午前中も特に何もする事が無かったので産業展示館の在庫一層フェア(?)に行って来た。
実は2000円のPAJEROラジコン(9000円のとこ)の目的で来たのですが、造りは良かったけれどデザインとかよく見たらフロント部分とかがシールとかでちゃっちい造りだったので諦めました。
その他お馴染みの時計1000円セールやらバッグ半額セール、そして10分間だけのタイムサービスなどなど…。こういうの見てると物の価値って何だろうって悩みます。
中学校の社会の時間に我々は何を基準に物を買うかっていう話で、みんなが機能とかメーカーとか言った最後に先生が『値段』と言った事を今でも忘られません。例え何を調べようと、大抵の消費者は値段の高低で性能を見たり価値を判断しているのではないでしょうか?
10万円と9万円の全く同じ性能のPCがあったとしても10万円の方を選ぶ人は少なくないはずです。

同じ物を買うにしても、、、
2万円:良い物を買った
1万円:お得な買い物をした
1千円:安物の割には良い物だなぁ…
違うでしょうか?安いのは嬉しいけど安すぎても怪しんだり、魅力が減ってしまうのが本心じゃないでしょうか?みんな所詮は物ではなく価値を買ってるに過ぎないのではないでしょうか?装飾品・ブランド品に限らず全てにおいて。100円の食材よりも150円の食材の方が美味しいと思って買っちゃうじゃん。

装飾品を前にして誰も偽物という言葉を出さない、いや多分それが偽物であるかどうかなんてのは関係ないんですよね。デザインが良ければ。もし本物でなくともみんな騙されても良い値段なのでわかってて見ているんだから。売る方だって商品の価値に関係なく在庫を持つ時代じゃないので一掃したいだけだから破格にしてるんだろうけど。
結局何も買わずに帰りました。こういう所では良いなって思っても値段で思うだけで必要ではないので買わないように決めてるんで。