仕事って…

何かトラック横乗りをしていると生産業の末端が見えてきます。
民家の間にある町工場で何かの容器の蓋を作っているとこ。
1つの儲けが数円単位の仕事をしている人達。
働いている人の8割が海外からの出稼ぎ者。
狭い敷地内で工場の目の前に寮がある会社(枠の中だけで働かされ生かされているみたい…)。
何を扱っているのかよくわからないようなビルの一室の事務所。
そんな所へ箱一個、または商品一個単位で物を運ぶ我々の仕事。
そして不況の昨今、取引先のそういった小さな会社がどんどん無くなったりしている事。
何か色々と考えてしまいますね。
我々が普段使っている物を作っているのは企業という派手に見えている一面の裏側(末端)でこうして何でもないような事を地味に仕事としている人がたくさんいるって事実をあらためて見ると。
同じ金額を稼ぐのに使う労力・時間は人それぞれだけれど、どれも仕事は仕事、社会の流れの大事な一つなんだなぁってこの歳ながらにして感慨にふける今日この頃です。