さらに場所ごとに分かれて研修

今日は午前は倉庫業務について講義を聞き、午後からは各々付近の現場に分かれて研修です。
ちなみに僕が今日明日研修をする所はイベント物で揃えるシャツとか上着とか帽子を扱っている倉庫です。例えばマラソンだとか、最近CMでやっているようなものまで様々…。
ここからプリント業者に出すか、無地のままの物を直接依頼者に送るといった事をしています。全国の注文をここの場所だけで扱っているのでひょっとしたら今僕が持っている金沢市民ロードのスタジャンもひょっとして…ってな感じです。
ついでに説明しておくと、一言に倉庫業と言っても、もちろんただ物が置いてあって出し入れするだけではなくって、ここはうちがプリント業者に貸している倉庫で、そこからパート会社のパートさんが商品を注文通り選び、梱包して、うちを含めた某有名運送会社さんが各地へ配送をしているという事で、様々な業者が同じ現場で協力して仕事をしているという事にかなり感動をしてしまいました。
昼休み中に訪れたのにも関わらずミーティング中で、その中にいきなり参加して研修は始まりました…。
もちろん最初は何を言ってるのやらさっぱりな感じでしたが、とりあえず一年を通しての出る品の割合を考慮し、商品の配置や、パートさんの使い方、効率の良い作業について無駄を無くすための話し合いだという事はわかりました。歩数とか、地面にラインを引く、何段まで重ねるか(パートさんの身長考慮)等など…。何かまさしく大学で習った事そのままじゃんっ!って感じです。多分大学の授業だったらとても良いサンプルだと思います…。
そしてなかなか楽しげなパートのおばちゃんの後をついてお手伝い(足手まとい??)をしました。一つの場所での研修自体短くて、将来的に直接この仕事をするわけでもないので、下手に作業をしてミス&足手まといになる訳にもいかず(パートでも1つミスると始末書らしい)、倉庫業の現場を知るという目的なのでお手伝いのみです。
二階もあり商品番号に何の法則性も無く、色やサイズも様々あり、どこに何の商品があるのか訳わからず、とりあえず慣れが必要な現場だって思いました。しかもオーダーもまとめてだったり、サイズや色違いで1つ単位でバラバラだったりして、とてもややこしくて忙しい時はミスが多発するらしいです。このヒューマンエラーの防止についても大学の授業でやったなぁ…。
このプリント服の商売は他のアパレル産業と違いけっこう不況知らずなようでオーダーも去年の倍近くあるらしくて忙しく遅くまで仕事しているらしいけど、研修中の身という事で周りに悪い気がしつつも定時で退社をするのでした…。