希少車

昨日の続き。
三菱エアトレックという希少車についての説明。
エアトレックとは?
三菱自動車リコール隠し問題後、2001年に初めて出した新型車。
対向車であるスバルのフォレスターをライバルとした車です。
当時の三菱社の技術を結集した車で、大々的に広告され、就職活動の最中、某ショッピングセンターの展示ブースに今の相方と共に見に行ったのを覚えています。
タワーパーキングに入る車高で乗り降りのしやすさやデザイン、収納、走行性能等、セキュリティーアラーム、当時の三菱が社運をかけて様々な点で追及された車で、そりゃぁ車としての完成度は高いといえます。
走りも低速にトルクを置いた設定(だったと思う)で太くて扱いやすい。
そして極めつけに何がってこれだけ揃っていて200万を切るお値打ちなグレード一覧。非常にお買い得だった車だと思います。
っまぁ元々三菱車って他社と比べて標準装備が豪華でお値打ちにしてあるからねぇ…どっかのメーカーみたいに何でもかんでもオプションにして、結果的にはいこんなお値段になってしまいましたじゃねぇ…。

その後、車高を高くしたスポーツギア、ランエボ並みのホットな走りをするターボR等が出てそれこそ三菱らしいマニア受けのする車になってしまいました。
そのイメージを払拭するためか何なのかは知らないけれど、2005年にネーミングもスタイルも変更された後継機であるアウトランダーの登場によりエアトレックが引退になりました。
たった5年でお蔵入りになってしまった三菱の伝説的車がエアトレックです。
なんちゃってアリスト的なデザインさえ気に入れば後は性能的に本当に悪くない車だと思います。
ユーザーも「何で絶版になったのかわからない」「この値段でこの性能なのが信じられない」等の声多数ですし…。