アレンジャー

最近CD買いました。マイナーなので名前は書きませんが。
っで、聞いてみてショックだったんですよ、えぇ。
何がショックだったかって言うと編曲イマイチだったんですよ。
初めてですよ、こう思ったの。むか〜しデモ版を聞いた時は「良い曲っ!」って当時思ったのに、今回収録されたアルバムを聞いた時は全然イメージの違うアレンジ(っていうかアレンジャーが違う人)になっててピンとこなくてショック。
なんていうか、こう、、、曲というかこの人の歌声の特徴に合っていない流れという何と言うか…。上手く言えないけれど○○バージョンってな感じでオリジナルバージョンな気がしない…。もちょっとタンタンって感じでテンポの良い明るい曲だったのにオーケストラみたいに流れる感じになってるんですよ。
やっぱりアレンジって大事だね〜ってこの時ほど本気で思った事はありません。
何か本人の作詞作曲ってあると『アーティスト!』って思ったりする人いるけど、ぶっちゃけメロディーに言葉乗せて発するだけで出来ちゃうんだよね、そんな事。だから出来るといえば誰にでも出来る。
作曲ソフトで適当にマウスクリックして音符並べて自動作曲機能使えばそれらしい曲が出来上がってしまうのを知っていればなおさら。
でもさっ、アレンジって誰にでも出来ないじゃん。ほんと音について勉強したり、知識がないと。
この音を入れるとこういう雰囲気を出せる、この音だったらこういうやり方すればこんな感じが出せるとか。そう考えると編曲者って凄いし、大事な役目と僕は思うのですが意外とみんな見てないんですよね、編曲者って…。
やり方次第でサンバっぽくなったり、R&Bになったり、歌謡調になったり、カントリーぽくもなったり、テンポを変えるだけでこれまた違う曲に聞こえるし。サビに手拍子入れればなんか希望が湧いてくるイメージがするし、ハモリかソロかの使い分けで歌にメリハリが出来るし。
みなさんそういうの気にして音楽聴いてます?