赤帽の限界

仕事で出荷ミスがあった時、何が一番恐ろしいかって言ったら

「急ぎだから今日欲しい」

ですよ、えぇ。
この言葉が出た時点で我々のテンションは一気に下がります。ここでどこまでお客さんに話をしてこういう事になるのかがそのフロントだったり、営業の力の差だったりしますが。担当によってはそこから明日の朝一着でも良いってことになったりが結構。
今日着って事は要するに軽急便
大体大阪あたりで4〜5万円。東京だと6〜7万円。Tシャツたった一枚運ぶのにこのお値段。
明日着と今日着との損失の間には数十倍と言う金額の差があるので我々も必死だったりします。
今日はかつてない爆弾があった。
「今日欲しい」
あぁ、またか…………………ってあんた仙台営業所だよねぇ!?
聞くと場所は……青森県

お客さんは商品が岐阜にある事をわかって言ってるのだろうか…。
赤帽さんに確認してもらった所……「そんな所へは行った例が無いから料金がわからない…」
だそうな……怖っ!

だって…東京で7万とかするんなら単純に考えて青森までって……倍以上するんじゃねぇの!?
っていうかそんなトコまで運転させられる人もかわいそうだぜ…。飛行機とかで行った方が良いのでは??
Tシャツ一枚出荷して数円数銭の儲けなのに、その間違いで十数万の損害が出るなんて嫌な話ですねぇ…。